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「投げても結果が出ないっていう時期もすごくしんどい」奥川恭伸が明かした苦悩の日々 ケガから復活飛躍へ
プロ野球開幕までおよそ1カ月。キャンプの様子を取材し県内出身の注目選手にインタビューを行ってきました。25日は、今年再起を図るあの投手です。
今月22日。阪神とのオープン戦に登板したのは、東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸投手です。
奥川投手:
「なんとか応援に応えたいというかそんな気持ちになりますね。」
プロ7年目を迎えた奥川投手。2026年を勝負の年に位置づけています。
石川県かほく市出身、2019年に星稜高校を甲子園準優勝に導くとドラフト1位でヤクルトに入団。
プロ2年目には、9勝を挙げ、チームの日本一に大きく貢献しました。
しかし…。
奥川投手:
「ケガをして2年野球ができなかったわけなので…」
右ひじのけがの影響で3年目をわずか1登板で終えると、4年目は全休。それでも奥川投手は懸命にリハビリを続け、おととし、980日ぶりの勝利を掴みました。
奥川投手:
「この2年という期間の中で…」
Q ファンの声援も大きかった
「きょうも本当にたくさんのファンの方に温かいご声援をいただいて…本当にうれしかったです。」
そして去年、奥川投手は自身初の開幕投手に指名されます。
奥川投手:
「ほかの公式戦とはやっぱり違う空気というか独特の緊張感というかそういうものはすごく感じましたね。」
6回無失点と好投しますが後続が打たれ開幕戦はサヨナラ負け。するとそこからなかなか勝てない日々が続き、初勝利を挙げたのは開幕から3カ月以上たった7月でした。
奥川投手:
「投げられない時期もすごくしんどかったですけど投げても結果が出ないっていう時期もすごくしんどいというかそんなシーズンでしたね。」
結局、去年は4勝8敗、防御率も4点台ともどかしい1年となりました。
今年、再起を図る奥川投手がキャンプで取り組んでいるのは…。
奥川投手:
「とにかく傾斜(マウンド)で投げる、球数を増やそうというのが今年新たに取り組んでいること。」
Q 今までは意識していなかった?
「そこにこだわるというのはあまりなかったですね。」
今年のキャンプでは今までよりもマウンドでの投球数を増やして去年出た課題をつぶしていっているといいます。
奥川投手:
「開幕ローテーションを勝ち取らなきゃいけないというところと一年間を通してローテーションを守らなきゃいけないっていうその勝負が始まっているのでまずはそこに負けないようにという気持ちで今、練習しています。」
そしてチームにも今年、大きな変化が…。
奥川投手のルーキーイヤーから監督を務めた高津臣吾監督が退任し新たに池山隆寛新監督が就任しました。
Q 監督から期待されていると感じる場面はある?
奥川投手:
「いろんなニュースだったりそういうところで名前を挙げてもらったりというところでそういうのは感じています。」
ファンも奥川投手の復活に期待を寄せます。
ファン:
「奥川君にはすごく期待しています」「チームのエースとして頑張ってほしいと思います」「高校時代の智弁和歌山戦の時みたいなバッチバチに投げている姿をまた見れたらいいなと思います」「ヤクルトを日本一に導いてほしいと思っています」
奥川投手:
「打たれて悔しいとか苦しいとかそういうのばかりではなくて、やっぱり勝って喜んでいる姿を届けたいなと思います。」
阪神とのオープン戦。ホームランや味方のミスで3点を失ったものの、最速149キロのストレートと、キレのある変化球を披露。3イニングで3三振を奪う活躍を見せました。
奥川投手:
「やっぱりそれしか僕たちにはできないので活躍している姿を届けたいなって思いますね。」
これまでの悔しい経験を糧に、今年の飛躍を誓う奥川投手。マウンドでどんな姿を見せるのか注目です。
プロ野球は来月27日開幕。ヤクルトは横浜スタジアムでDeNAとの3連戦に臨みます。