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資材が高騰…中東情勢の影響が“出張輪島朝市”も直撃「応援に来ていただく方に値上げは非常に申し訳ない」
中東情勢の影響は能登にも。輪島市内の商業施設で営業を続ける「出張輪島朝市」。購入した商品を入れる無料のレジ袋も、ワカメなどの海藻を包む袋も、石油由来のプラスチック製です。
輪島市朝市組合・冨水長毅組合長:「梱包するナイロンの備品などはこれからもどんどん品薄になってくるということをメーカーからも聞いているので非常に心配している」
輪島朝市にプラスチック製の袋を卸している輪島市鳳至町にある梱包資材を扱う会社、三辻商店。
三辻商店・三辻敬社長:「うちの皿は、うちの袋はまだ在庫はあるのかとか。そんな電話が毎日ひっきりなしに(かかってくる)」
プラスチック製の袋やタッパーなどメーカーから仕入れる梱包資材はことごとく値上げとなっていて平均して30パーセントほど高くなっていると言います。今後、朝市に卸すレジ袋も販売価格を30パーセント値上げする予定です。
三辻社長:「交渉の余地も今回なくて一方的に値上げということで、それを飲まざるをえない」
メーカー側が出荷数に制限をかけていて前年ベースでの注文しか受け付けていないため、輪島朝市を含めて各方面に販売できる資材の量も限られています。
三辻社長:「1000枚くださいという客には、『すみません200枚でつないでください』とか『100枚でつないでください』とか。みんなで分けないとみなさんには行き渡らないので。そういった対応をしている」
復興に向けて多くの観光客が訪れる中、朝市組合では資材の価格高騰が今後、各商店での値上げにつながることを心配しています。
輪島市朝市組合・冨水組合長:「みなさん(被災地の)応援に来ていただいて買っていただく方々に対してそういった部分で値上げになっていくというのは非常に申し訳ないというのと、売り上げ的にも皆さんの財布の紐が固くなっていくと商売的にも非常に辛いことになっていくのかなというのを心配している」
原材料不足の問題は県内の様々な現場で日に日に深刻化しています。