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トキが富山に飛来し村本さんに危機感も 羽咋市で佐渡の農家と座談会 餌場づくりのカギは「畔の草刈り」
羽咋市でトキが放鳥されてから1カ月あまり。石川県のトキスーパーバイザーを務める村本義雄さんと新潟県佐渡市の農家との座談会が開かれ、課題となっている餌場づくりなどについて意見を交わしました。
9日、村本さんが館長を務める羽咋市の国際朱鷺保護交流資料館で行われた座談会。
地元の農家などが参加したほか、新潟県佐渡市でトキとの共生に尽力してきた農家の齋藤真一郎さんなどが招かれました。
この中で、議題に上がったのは…
村本さん:
「能登は佐渡とは全く環境が違いますというのは田んぼの中の生き物が何もいない」
課題となっているトキの餌場づくりについて齋藤さんにアドバイスを求めました。
これに対し、齋藤さんは夏場はトキがなかなか田んぼに入っていけないとした上で…
斎藤さん:
「どこで餌を取るかというと田んぼじゃなくて、畔だとか農道だとかそういうところで餌を取る。田んぼの畦畔の草刈りを除草剤ではなくて人の手で刈って草が農道だとか畦畔に還ってそこにミミズだとか生き物が増える環境ができる」
また齋藤さんは、トキの定着に向けて地域と行政・民間企業が一丸となって取り組むシステムの構築が必要だと話しました。
地元の農家は…:
「田んぼの中の状態だけのことを割と考えていたんですけど結構、畔がかなり重要だということを聞いてより意識を持ってこれからも畔を管理できたらと思います」
斎藤真一郎さん:
「共生というのはやっぱり我慢が大事なんだろうなと人間の一方的な都合でトキが増えるわけじゃないと思います粘り強くやっていくことが大事だと思います」
また村本さんはトキが富山県に飛来していることに危機感を示し、早期の対策を訴えていました。