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「近い将来、救急対応に制限」奥能登の医師不足が深刻 山野知事が統合新病院の早期整備を約束
28日と29日の2日間、奥能登の公立病院の関係者との意見交換を行った山野知事。この中で整備を予定する統合新病院について、整備スケジュールをできるだけ早めるよう努力すると述べました。
山野知事は28日、能登町の宇出津総合病院を訪れ、院長などから病院の現状や課題について説明を受けました。
公立宇出津総合病院・野島直巳院長:
「外来・入院患者は著しく減少しているほか、医師や看護師等の不足から健全な運営を確保していくことが極めて困難な状況となっております。奥能登の医療現場の窮状をお汲み取りいただき、新病院の早期整備を実現いただく」
病院側からは、このまま医師不足が続けば近い将来、夜間や時間外の救急対応に制限をかけざるを得ないといった意見が出されました。また、看護師の退職者数が採用数を上回っていて、年々数が減少している現状が説明されました。
こうした状況への対応として、県が整備を予定しているのが奥能登4つの公立病院を統合した新病院です。新病院の稼働は6年から7年後の予定ですが、野島院長は早期の整備と現状への支援を山野知事に求めました。
山野知事:
「新病院の整備を少しでも早くというのが大切になってきますので、そのためにどんなことが大切になるのか我々も考えていることであります。先生方、また職員の皆さん方が安心して仕事ができる環境を提供できるよう精一杯努力してまいります」
2日目の29日、山野知事は穴水町で医療と福祉施設における人材不足をテーマに、病院や保育園、介護施設の関係者と意見交換しました。
出席者からは、奥能登では医師や看護師だけでなく、保育士や介護福祉士の人手不足が深刻で、採用を増やしたいものの住まいが足りないとの意見が上がりました。
これに対し、山野知事は県が行っている中古の住宅やアパートの修繕に対する補助を活用してほしいと述べました。
「移動知事室」と題し、延べ4日間、意見交換を行った山野知事は奥能登の医療体制について…
山野知事:
「改めて厳しい環境ということを感じましたし、その打開策の一つとして、人、人の住む環境ということも言っていただきましたので持って帰ってどんな対応ができるかということを、今一度考えながら工夫をしていきたいと思います」