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野球グラブの廃材が「宝物」に…小松市の事業所で革ストラップづくり
北陸中日新聞の記事を紹介する記者の目のコーナーです。今回は、16日の朝刊に掲載された記事です。
小松市にある障害者が通う事業所で利用者が野球のグラブの廃材を活用した革のストラップづくりなどに取り組んでいます。この作業所は、野球塾を運営する人材紹介業の会社が今年2月に開所しました。小松市内の20代から50代が通っていて革の端材を使いやすい大きさに切り取った後、ストラップにするため処理を施し、文字をレーザーで印字します。支援員を務める岡崎さんは、「きのうまでできなかったことが、きょうはできる事もある。1人1人のペースを大切に成功体験を積み重ねてほしい」と話しています。
取材した北陸中日新聞、小松支局の松田記者です。どうしてグラブの端材を使う事になったのでしょうか?
松田記者:
作業所を運営する会社の代表取締役、水本弦さんは、グラブを製作する過程で多くの革の端材が捨てられている事を知り「何かに生かせないか」と思い、この取り組みを始めたそうです。
SDGsとしても良い取り組みですね。
松田記者:
端材を見せていただくと、定番の黒だけでなく、赤や黄、金など様々な色があって驚きました。一つ一つが長机を覆うほどの大きさで、よく見てみると、グラブの手の部分をくりぬいた跡などがあり、とても興味深かったです。
事業所で作業をする中で、利用者に何か変化はあったのですか?
松田記者:
管理者の方に伺うと休みがちだった人も継続的に来られるようになったと話していました。支援員の岡崎さんです。
岡崎さん:
「革によって毛並みが違うので、たくさん触れて経験を積むことで、利用者さんが自分で考えて処理できるようになってきました」
松田さんも作ってもらったそうですね。
松田記者:
実際に目の前で「北陸中日新聞」と印字してもらいました。早速取材で使うカメラにつけています。宝物です。