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最低賃金1113円へ引き上げ、能登の店主が漏らした本音「今の現状を見たうえでやれるようなやり方を…」

来月3日から石川県内の最低賃金は現在の1054円から1113円に引き上げられます。これを受け、16日、石川労働局長などが山野知事を訪ね、スムーズな賃金アップの環境作りなどに協力を依頼しました。

9月16日午後、労働局長から依頼書を受け取った山野知事。

山野知事:
「話し合われて結論を出されたということですので、尊重させていただいて、石川県内の企業さんにもしっかりとお伝えさせていただきます。」

その結論というのが、来月3日に1113円に引き上げられる県内の最低賃金です。

先月7日、石川地方最低賃金審議会は、県内の最低賃金を1054円から1113円にするよう答申。これは国の審議会が示した引き上げの目安より3円上回っています。

山野知事:
「金額だけ見たらもしかしたら経営者の中にはウッと思う人もいるかもしれませんけど、逆に言えば新たなことに挑戦するチャンス、新たな設備投資をするチャンスだという風に受け止められる方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、それが石川県の経済を回していくことになるかと思います。」

労働局は、スムーズな賃金アップはもちろんのこと、地元経済に影響がでないような取り組みの推進に協力を求めました。これに対し山野知事は、国の助成金の自己負担分の半額を補助している制度について説明し、企業側に周知を図る考えを示していました。

常盤剛史石川労働局長:
「県のほうでも色々と助成金を用意してくださっているし、国のほうでも助成金を用意してくれます。それを賃上げのために活用してもらいたい。」

県内の最低賃金引き上げはこれで23年連続。しかし雇う側にとっては、様々なコストが上昇する中、経営への影響を懸念する声も上がっています。

輪島市の飲食・オリゾンテ 惣領泰久さん:
「単純に商品の値段を上げていくしか方法がないのかなっていうのはありますけど、輪島の町とか、今の現状を見たうえで、人々の生活もあるので、その中でやれるようなやり方を今ずっと探り探りやってはいますけど。」

特に能登半島地震からの再建途上の事業者にとっては、売り上げが元通りにならない中、影響は甚大です。

奥能登山海市場 橋爪和夫駅長:
「特に能登に関して言うと、人が非常に少なくて、人手が少ないということはある程度売り上げも落ちてくることが当然なので、時給だけ上げられても会社としては非常にきついなと。」

最低賃金引き上げは来月3日の予定です。

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