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山代温泉で「日帰り観光客」の避難訓練 土地勘のない10人が地震発生を想定、避難所まで徒歩5分
旅行先で災害が発生した際、宿泊客と違い、避難場所などの情報を受け取る機会が少ない日帰り観光客への対応が課題となっています。こうした観光客の避難を想定した訓練が、27日、石川県加賀市の山代温泉で行われました。
訓練は、加賀市のまちづくりに取り組む団体が、内閣府の事業の一環として初めて企画したものです。
27日は、加賀市以外に住む土地勘のない10人が観光客役として参加しました。山代温泉の古総湯周辺を観光中に地震が発生し、公共交通機関が一時的に使えないという想定で行われました。
主催者は、指定緊急避難場所となっている「あいうえおの杜」の案内チラシを配布し、避難を呼びかけました。
「避難所が設営してありますのでこちらを元にあいうえおの杜に避難していただければ」
案内チラシや看板を頼りに、歩いて避難所へ向かうこと5分…。参加者が避難所に到着しました。
受付の手順を確認したほか、キッチンカー2台を活用した炊き出しを想定し、災害時に協力を依頼する北陸キッチンカー協会との連携体制も確認しました。
須谷祐二 YOU・湯・遊代表:
「安全な場所にすぐにご案内できることは、町を挙げて意識をもってできたらと思います。何十万人というお客様を想定して、皆さんの意識をまとめていかなきゃいけないなと思いました」
山代温泉には年間約63万人の観光客が訪れています。主催した団体は、今回の訓練をふまえ、今年中に日帰り観光客を想定した避難誘導マニュアルを作成したいとしています。