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「戦争をしてこなかった80年間は非常に大きい」憲法改正に反対する女性がデモと語り合いの場を続ける理由
憲法をめぐっては、今年2月の衆議院選挙で自民党が圧倒的な議席を得た事で、かつてないほど憲法改正に向けた動きが活発となっています。
一方で、憲法を変えるべきではないと訴える人たちも…。今、あらためて憲法を考えます。
およそ1年前、憲政史上初めて誕生した女性総理、高市早苗内閣。人気にあやかり今年2月に打って出た総選挙では、結党以来、最多の議席数を獲得しました。
そして…「時は来ました。憲法改正に向け国会においては結論のための議論を進めてまいりましょう。そして改正の発議について何とかめどが立ったと言える状態で来年の党大会を迎えたいと考えています。」
今年4月の党大会。高市総理は、憲法改正発議に強い意欲を見せました。日本国憲法の公布から80年、初めてとなる憲法改正に向けた動きが活発化しています。
一方で、こんな人たちも…
海外で作られたゲームの翻訳などを仕事とする金沢市の梶井夏実さんです。憲法の改正に反対しています。
梶井さんのスピーチ「このエンタメの楽しさがあるっているのは、やっぱり平和がベースなんですよね。これはやっぱり、日本がこれまで戦争をしてこなかった80年間っていうのは非常に大きいと思うんです。」
2026年3月から月に一回以上、金沢駅で開催されているデモ。梶井さんは実行委員として参加しています。
梶井さん「憲法を変えようとする力そういうものに「NO」って言っている人もいるんだよっていうのをなるべく可視化させて行きたい。」
デモには毎回100人近くが集まるそうですが、梶井さんは、多くの人に広がっていないと感じています。
今、世界では、ロシアのウクライナ侵攻やアメリカとイスラエルによるイラン攻撃など、決して平和と言えない状況が続いています。だからこそ憲法を改正して自衛隊を明記するべきと言う声が上がっているのも確かです。
山崎教授「改正が絶対にダメだっていうのはちょっとありえないと思うんですよ。」
憲法を研究している金沢大学の山崎友也教授です。国民的な議論を経た上であれば9条改正もあり得るとした上で、次のように指摘します。
「今の国際状況において日本にとってメリットになるかですよね。これは考えなきゃいけないですよね。」「例えば抑止力が上がるのか、いやむしろそれは他国を刺激するだけだと、日本は長年守ってきた9条を改正してある種の軍国主義に踏み出したなんて言うね、痛くもない腹を探られると、そういう可能性もあるわけですよね、だからその辺のメリット・デメリットをやはり冷静に計算する必要があると思いますね」
2026年2月の総選挙をきっかけにデモに加わるようになった梶井さん。憲法や平和について普段から考えてほしいと願っています。そこで梶井さんは憲法や平和について気軽に語り合えるカフェイベントも企画。これまで2回、開催しました。
梶井さん「憲法カフェとかピースカフェっていうのを何とか反対にしてないのは両方の意見の人に来てほしいんですよ本当は。違う意見の人が話し合う場っていうのが欲しいなって。戦争賛成っていう人がいても戦争賛成はダメだって言うだけじゃなくてもう一歩踏み込んで何でそう思っちゃってるのか本当にそれはみんなの幸せにつながるのかっていう話はしたいです。