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夏の高校野球石川大会準々決勝 星稜は航空石川を延長戦の末下す ほかベスト4に北陸学院・小松大谷・金沢

夏の高校野球石川大会はきょうが準々決勝。勝ち上がった8校が熱戦を繰り広げました。中でも星稜と航空石川の試合は延長戦までもつれる激戦となりました。
金沢市民野球場で行われた準々決勝の第1試合。去年春のセンバツに出場した星稜と今年のセンバツに出場した航空石川がぶつかりました。試合は両者一歩も引かない展開に。試合は9回で決着がつかず延長戦へ。
タイブレークノーアウト1、2塁から始まる10回表。星稜が6番高橋のタイムリーなどで2点をリードします。その裏、航空石川も送りバントで1アウト3塁1塁とチャンスを広げます。すると…連続で2本のタイムリーヒット。再び試合は同点に。なおも1アウト3塁、1塁のピンチという場面で星稜ベンチが動きます。
「ピッチャー戸田くんに代わりまして道本くん」ピンチの場面で自ら登板を志願したエース・道本がマウンドに上がります。自己最速となる148キロのストレートを記録するなど圧巻の投球で2者連続三振。星稜がピンチを切り抜けます。そして迎えた11回表。1アウト3塁、2塁のチャンスで打席に立ったのは道本。内野ゴロの間にランナーが生還し再び星稜が勝ち越します。さらに1点を加えて迎えた11回裏。道本が3人で抑え、星稜が激戦を制しました。
道本想投手:
素直に勝つことができてうれしいです。(航空石川は)一番倒したいと思っていた相手なのでまず勝つことができてうれしいですしあと2つあるのでしっかり気を引き締めて頑張りたいと思います。
ベスト4が出そろいました。あさっての準決勝は春の県大会で優勝した小松工業(こまつこうぎょう)を破り創部以来初の準決勝進出を決めた北陸学院(ほくりくがくいん)と小松大谷。そして延長11回の死闘を制した星稜が春準優勝の金沢と対戦します。