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“アカイカ漁”に活路を…能登町小木港から中型イカ釣り船が北太平洋に向けて出港 6隻全てが5月に漁へ

日本三大イカ釣り漁港の一つ、石川県能登町の小木港から、7日、中型イカ釣り船が北太平洋のアカイカ漁に向けて出港しました。今年は全ての船が5月から漁に乗り出す「異例のスタート」となりました。

家族や関係者が見守るなか、小木漁港から北太平洋へ向かうのは「第58金剛丸」です。

岸壁では出港を前に、数カ月分に及ぶ食料や日用品を慌ただしく積み込む漁師たちの姿がありました。

石川県漁協によりますと、かつて最盛期には80隻以上を数えた小木の中型イカ釣り船ですが、スルメイカの不漁や燃料高騰の影響で廃業が相次いでいます。今年度も新たに1隻が廃業し、ついに6隻にまで減少しました。

こうした厳しい状況のなか、船団が活路を求めるのが「アカイカ漁」です。漁場の北太平洋は日本から東に最大5000キロ。到着まで10日ほどかかり、燃料代の負担は重くのしかかります。

それでも、近海のスルメイカに比べて安定した漁獲が見込めることから、今年は初めて、6隻すべてが5月中にアカイカ漁へ向かうことを決めました。

県漁協小木支所 山下久弥運営委員長:
「経費の半分は燃料なので、よっぽどイカを獲らないと採算が合わないと思う。ずっと昔からイカ釣りやっているので船は減らしたくない。なるだけ大漁でお願いしたい。」

残りの船も今月10日までに出港し、夏頃までアカイカを、その後は日本海などでスルメイカを追う予定です。

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