被災地同士の絆から生まれる…宮城県で水揚げされたカツオの出汁を使った給食 石川県七尾市の中学校で提供

09/29(月) 18:12

被災地同士の絆が生んだ給食です。七尾市の中学校で宮城県で水揚げされたカツオから取れるダシを使った給食が振舞われ子どもたちが普段と違う味わいを楽しんでいました。

七尾市の能登香島中学校で振舞われたのは打ち豆汁。宮城県で獲れたカツオをさばいた後に残る頭やシッポを使ったダシが使われています。

この取組は宮城県塩竈市にある水産加工会社が今年2月に七尾市で行われた水産業の復興や未来を考えるシンポジウムに参加したことがきっかけで行われ子どもたちはいつもとは一味違うカツオのさっぱりした味を堪能しました。

男子児童:
「いつもよりさっぱりしていて美味しいです。煮干しよりさっぱりしていてほかのサラダとかとも食べやすい」
女子児童「おいしいです。応援してくれる人たちがいるから日々、やるべきことをやっていこうと思います」

この給食は2学期いっぱい七尾市内の小中学校で行われる予定です。